その薬必要ですか

「降圧剤を飲むようになった」

田舎で一人暮らしをする母が電話で報告をしてきました。

特に具合が悪いと聞いていなかったので、驚いて聞いてみると、150を超えることがたまにあるので、お医者さんに処方されたとのことでした。

母は、年をとったら降圧剤を飲むものだと思っていて(周りがみんな飲んでいるから)、自分もそんな年齢になったのだという感じの報告でした。

でも、ちょっと待ってと思いました。

血圧が高いのは確かにさまざまな病気のリスク要因と言われています。
でも、きっと血圧が高いのには理由があるはずです。

下げるに越したことはないのかもしれませんが、なぜ薬なのでしょう。

まず、食事での改善を考えようということで、効果があると言われているトマト酢を送って定期的に飲んでもらうことにしました。

母は、薬代が安いので特に疑問も持たず飲み始めたらしいのですが、その薬代の9割の部分は、私が払っている税金そのものです。

母はトマト酢を送ってもらうことに恐縮していましたが、薬が安いことに対して疑問を持つことは有りません。
それが税金から支払われているという自覚がないからです。

そして血圧は医者が下げてくれるものだと思っています。
もちろん、母には必要十分な医療行為を受ける権利があります。

私も母の幸せのためなら、できるだけのことをするつもりでいます。

でもそれは”必要な医療”であって”過剰な医療”とは違います。

お医者さんはもっとも弱い薬として処方したらしいのですが、どんな薬にも副作用があります。
副作用についての説明は特にされなかったようです。

高齢者の医療費(特に処方薬)1割負担は、高齢者から自分の健康に対する自立意識を奪うという意味では弊害が多いように感じます。

これから迎える超高齢化社会でみんなが幸せになるにはどうすれば良いのかについて、他人事ではなくまず自分が知恵をしぼらなくてはいけないのだと強く感じました。

 

たまちゃんより

 

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