父からのラブレター

昨日は母の誕生日でした。

若いときに結婚した母ですのでまだまだ若いのですが、今年も元気に誕生日を迎えてくれて本当に嬉しいです。

離れて暮らしていて誕生日を一緒に祝ってはあげられないので、とりあえず子どもたちとケーキを食べて遠距離お祝いしました笑

今度帰ったら一緒に美味しいケーキを食べに行こうと思います。

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以前に、ラブレターにまつわる思い出は特にないと書きましたが、一つだけ忘れられないラブレターがあります。

残念ながら私がもらったわけではありません。
亡くなった父が母に書いたラブレターです。

病気になる前までは活動的で好奇心旺盛でなんでも自分で作る手先が器用な父でした。

残念ながら私はモノづくりの才能は受け継ぎませんでしたが、好奇心は父譲りかもしれません。

 

そんな父でしたので、闘病生活の中じっとしていても痛みを感じ、何一つ思い通りにならない日々を送るのは本当に辛かったと思います。

大好きだった本を読む気力もおきずにいたのに、それでも自分が亡くなったあとに残される母のことを思うと書かずにはいられなかったのか、日々感じたことを震える文字でノートに記していました。

 

母が60の手習いではじめたピアノの練習をしているのを聴くのが好きだと書いてありました。

母のことを神さまのようだと書いてありました。

嬉しかったこと、つらいこと、いろいろな思いが書いてありました。

 

それは母へのラブレターでした。

 

昨日、母に電話をしたらこれから父にお供えをするんだと言っていました。

そしてたぶん、いつも通りに父の好きだったピアノの練習をしたのでしょう。

 

そんなふうに、今も父とラブレターのやり取りをしているのかもしれません。

 

 

たまちゃんより

 

 

 

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