どうすれば保育園が増えますか?

どうすれば保育園が増えますか?

以前、【保育園を増やさないと本当にもったいないよという話】を書いたところ、takaoさんからこんなコメントをいただきました。

保育園ってなんで増えないのでしょうか。
儲からない。
ハードワーク。
人手が足りない。
面倒なことが多い。

 

前回私が書いたのは、

保育園を作ると、働くお母さんが社会保険料や税金を納めるので、国の収入は増えます。

その収入は、保育園にかかるコストを大きく上回りますので、保育園を作らないのはもったいないですよ、ということでした。

 

でも、そういう計算をするだけでは絵にかいたお餅と同じですね。

そこで、takaoさんの疑問の答えを考えることで、具体的にどうしたら保育園が増えるのかをを考えてみました。

前回はアクチュアリーとして計算をしましたが、今回はコンサルタントとしての本領発揮です笑

 

保育園ができない理由 その1 「儲からない」

保育園には公営と民営があります。

公営については前回お話ししたように長期的に考えると儲かります。

一方民営の場合は将来の税収などによる収入はないので、今儲かるかどうかが大切です。

公営保育園が園児一人に対して年間

1歳児  約220万円
2歳児  約191万円
3歳児  約110万円
4,5歳児 約100万円

の持ち出しをしていることを考えると、よほど保育料をあげない限り儲からないのは確かだと思います。

 

保育園ができない理由 その2 「ハードワーク・人手が足りない・面倒なことが多い」

この点については、保育料が十分収入されれば解消が可能な問題だと思います。

人手を増やすこともできますし、それによってハードワークは抑えられるでしょう。

民営保育園がビジネスとして魅力的であれば、競争原理が働き、よりよい人材はより高い給料をもらうことができますし、面倒なことも高いビジネスノウハウで解決していくことができる可能性は高くなるでしょう。

 

さて、上の二つの保育園ができない理由を解決する方法はなんでしょうか。

「民間に助成金を十分に出す」ことが保育園を増やす一番簡単な方法だと思います。

国は園児ひとりあたり、年間

1歳児  約220万円
2歳児  約191万円
3歳児  約110万円
4,5歳児 約100万円

の助成金を出しても十分儲かります。
それだけの助成金を出せば、民間企業は喜んで保育園事業に算入し、競争原理により質の高い保育園運営でさまざまな問題を解決してくれることでしょう。

助成金も十分出ていますから、保護者が負担する保育料を公立なみに抑えることがきます。

保護者の立場から考えても、質の高い保育サービスを割安な料金で受けられるので良いことづくめです。

もちろん、質の高い保育サービスを担保するための施設や保育者の数についての規制は必要かもしれませんが助成金を十分出すことが条件であれば民間は十分こたえられるでしょう。公立で保育園を作る場合より機動性もあるでしょう。

今もある程度の助成金制度はありますが、民間が本気でビジネスとして参入したいと思えるのものにするのが重要です。

 

財源が問題な場合は、国債を発行することも視野に入れると良いでしょう。

国債についてはネガティブな印象を持つ人もいるかもしれませんが、利率を考慮しても将来確実に利益を生む事業に対して国債を発行することは投資であり、よりポジティブな意味を持ちます。

 

これは 私が個人で考えたアイデアですので、十分に考えが及んでいないことを多いと思いますが、よりたくさんの人間が知恵を出し合えば、もっと良い解決策があると思います。

 

保育園ができない理由 その3 「世論が十分に形成されていない」

世論というのは、みんながどう思っているかです。

ですから、できるだけ多くの人が「保育園を増やす方がいい」という考えを発信していけば世論が形成されます。

今は個人がいくらでも発信できますので、ちっちゃい声から世論を作っていくことは昔より簡単です。

友達が保育園入所を断られたと聞いて私がブログに記事を書いたように

私の記事をtakaoさんが読んでコメントしてくれたように

あなたのちっちゃい発信を聞いた誰かが、別の誰かに向けて発信してくれるかもしれません。

その発信を聞いた誰かがまた別の誰かに発信してくれるかもしれません。

もしかしたらその中にはあなたより少しだけ影響力の大きい人が含まれるかもしれません。

よりよい知恵を持った人が含まれるかもしれません。

 

最初の一歩は、ちっちゃい発信をあきらめずにしてみることなのではないでしょうか。

不満を言うだけではなく自分も動くという覚悟でみんなが幸せになるために発信をしたら、それはきっと誰かのもとに届くと思います。

 

わたしたちは、自分たちの問題を自分たちのやり方で解決できるとても良い時代にいるのかもしれません。

 

ちっちゃい声のたまちゃんより

 

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