こんなランチ見たことない・・・

こんなランチ見たことない・・・

食レポはしないという舌の根の乾かぬ内に、またまた食レポ?と思われたかもしれないが、

このお店のレポートは、もはや食レポの域を超えている・・・

新橋駅前ビルにある、稲庭うどんと創作料理の「七蔵」さん

 

テレビにも良く取り上げられる人気店で、とくに特製つけ汁で食べるウドンは絶品

ランチの価格帯が800円から1500円と、安さで勝負ではないにも関わらず、開店前から行列が始まりそれはお昼時を過ぎてもなお続く。

にもかかわらず、驚くほどスムーズに店内に通され、ほどなく魔法のように運ばれてくる美味しい食事を堪能でき、満員だからと追い立てられる感じがせず、気持ちよく席を立つことができるそのシステムがすごい!

そのすごさは数字にも表れている。
60席のお店にランチ時だけで400人以上来店することもあるとか。実に7回転! (@_@)

 

(驚きのポイント1) 客に負担をかけることを一切しない!

60席プラス長い行列なので、お店には常時100人以上のお客さんがいる。
これだけの人数、これだけの回転数で、注文を間違えないようにしようと思ったら、食券かカフェテリア方式が不可欠だろうと思うのだがそれをしない。
お店に入って私がしたことは、優しい笑顔で迎えてくれるレジの女性に注文を伝え支払をしたことだけ。

レジの係の人が、注文に合わせて小さいプラスチックカードをそっと脇に置く。

「そのままこちらでお待ちください」と言われ壁がわの行列に再度並ぶ。
と、間もなくグループの人数に合わせて席に案内される。
1人の場合少し早く席に通されることもあるが、よほど大人数でない限り、それほど待たされずにグループごとに席に通される。

席につくと冷たいお茶がサービスされる。
普通のお店だったら、ここで半券を回収されたり、注文を再度確認して伝票に記入したりするが、それが一切ない。
「あれ、ここに座っている私が何を注文したのかわかっているのかな?」と不安になるが、ほどなく間違いなく注文した品が運ばれてくる。

え、何が起こった?超能力?

とにかく、美味しいランチを味わう以外の仕事はすべてお店がしてくれる。
お客に負担を絶対かけないという気概にあふれたこのお店のシステムにとにかくビックリ(@_@)

(驚きのポイント2) メニューが多彩

これだけの人数に料理を提供しようと思ったら、当然メニューは限定した方が良い。
極端なお店だと、ランチは一種類というところもあるが、
このお店はそんなセコイことをしない。

まず、うどんのサイズは大中小の三種類から選べる。
更に和食丼を付ける付けないが選べて、その丼の種類がなんと8種類もある。

つまり3×9=27種類のバリエーションがあるのだ。

それだけの種類を半券も伝票も使わず、間違えずに提供するなんて、店員全員がエスパーなのか? 本当ビックリ(@_@)

(驚きのポイント3) 料理の作り置きをしない

しかも、うどんは作り置きしているわけではなく常にゆでたて、丼も注文を受けてから作り出す
先のレジ係の人に渡されたプラスティックの札にしたがって、長いカウンターを利用して見事な流れ作業でその場で作っていく。

その手際の良さに またビックリ(@_@)

(驚きのポイント4) とにかく美味しい

ホームページによると、特製つけ汁は、カツオ節、セロリ、鴨肉などをベースに出汁を取り鴨肉をペースト状にしたものとゴマペーストを加え
醤油、みりんなどで味を整えた100%自家製とのこと。

そして季節のトッピングはフキノトウ!夏はミョウガ、冬はナメコに変わるらしいが、これがまたいい仕事をする。

すごいシステムは、他店では真似できないうどんがあってこそ その美味しさにはただただ ビックリ(@_@)

(驚きのポイント5) 心配りがすごい

これだけ忙しいと、接客態度が横柄になっても仕方ないと思うのだが、このお店にはそれが一切ない。
レジの人もホールの人も、そのやわらかな接客態度からは人気店にありがちなおごりが微塵も感じられない。
最初に供される冷たいお茶とは別に、お料理と一緒に温かいお茶が供される。
まるで、ゆっくりしていってね、と言っているように。

しかも、つけ汁を残さず飲めるように、割って飲むためのスープがテーブルの上にたっぷり用意されている。

そのうどん愛と優しい心配りにビックリ(@_@)

 

 

この日、席に案内をしてくれた優し気なおじさまが実はこのお店のオーナー兼料理人だとか。

その笑顔は、自分の作った自慢の美味しい料理を、たくさんの人が楽しんでくれる喜びで溢れているようだった。

ここからは想像だが、最初は普通の美味しいうどん屋さんだったのだろう。
その味が評判になって、口コミでどんどん人が集まるようになって、もしかしたら上手く回らなくなったこともあったのかもしれない。
そこで、できるだけ多くのお客さんに、美味しく快適に、負担をかけることなくランチを楽しんでもらえる方法を試行錯誤した末に魔法のようなシステムをあみ出したのではないか。

忙しくて口が肥えていて値段にもシビアな新橋のサラリーマンを虜にするこのうどん店おそるべし。

うどん好きな人、美味しいランチが食べたい人には、もちろんお勧めだが、
接客システムを改善したいと思っているすべての経営者にとってヒント満載かもしれない。

驚きのナナクラ方式の接客を支えるのが、注文が入った時から従業員の間で流れていく小さい色付きのプラスチックボード。
このシステム、トヨタのカンバン方式の上をいくかも。

 

びっくり(@_@) たまちゃんより

 

P1200067

 

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに追加