卒業おめでとう!

卒業おめでとう!

卒業式に出席した家人が、祝辞があまりにもひどかったとがっかりして帰ってきた。

ある来賓は、Twitterで結構有名になったエピソードを紹介したそうだ。
(Twitterをしない私はそのエピソードを知らなかったが)
生徒たちは「その話知っている」とTweetしたとかしないとか笑

別の来賓は、生徒たちが生まれて間もないころにノーベル賞をとった人のことを、
「皆さんもこの人がノーベル賞をとったことは良く覚えていると思いますが」
と言ったらしいが生徒たちは心の中で「知らねえよ」と突っ込んだらしい笑

そして、校長先生は
「自慢になるかもしれませんが、ノーベル賞をとった○○さんは、僕の高校時代の後輩で」
と言い、生徒たちは「それが自慢?」と驚いたらしい笑

 

来賓の方たちも校長先生も、旅立っていく卒業生に対するはなむけの言葉を、色んなエピソードも交えて真摯に伝えたかったことだろう。
私が聞いたのは話の内容のごく一部だから、全体としてはためになる話も多かったにちがいない。

それが、話のつかみの部分で子供たちが拒絶反応を起こしてしまうようなやり方をしてしまったため、ネガティブな印象しか残らなかった。
同じことをしてしまいがちな私はその話にギクッとし、大いに反省した。

しかし、思えば私が学生のころも、相当シニカルに大人を眺めていた。

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そして、今思うとそれは教育の成果としても進化のありかたとしても正しい気がする。
批判ができることは、ある部分で大人を超える力を持ったという証だ。

また、がっかりしたということは、裏を返せば学校以外の世界で恰好いい大人がいるということを知っているということなのかもしれない。

とくに大勢の人に何かを伝える技術であるプレゼンテーションに関しては、世界の一流のプレゼンに動画等で日常的に触れる環境にある若者は、観客としての目が相当に肥えているのだろう。

そんなあなたたち若者が求めるプレゼンのハードルは高く、身近な大人がそのハードルをクリアしていないことにがっかりしてしまうかもしれないが、一流を知っているあなたたち自身はそのハードルを超えていくポテンシャルを持っている。

あなたたちは時代と進化の最先端にいる。
だから、未来はいつだって明るい。

かつて若者だったたまちゃんは大人になった。
そして、今感じていることを一つだけ。
若者にはダサく見えるかもしれない私たち大人も、あなたたちと一緒に未来を良くしていく覚悟はあるよ。

この春卒業を迎えたすべての皆さん、卒業おめでとう!

 

「支配からの卒業」世代の たまちゃんより

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