コラム5 家事と仕事の相乗効果

コラム5 家事と仕事の相乗効果

家事をすると仕事がおろそかになる?

とんでもありません!

 

『コラム5 家事と仕事の相乗効果』

私は家事リストを作成しだしてから、家事をしていることが増えました。

ところが、不思議なことに、なぜか家事以外の仕事の量も増えた気がするのです。

仕事に対するモチベーションも高まり、集中力が増したおかげで生産性が高まったのだと思います。

いつも時間に追われて、仕事も家事も中途半端で、自己嫌悪におちいっていたのが嘘のようです。

「家事による疲労度」は「家事労働時間」×「負担感」です。

「いやいや」「義務感で」「面倒くさい」「どうして私だけ」という思いながらやる家事は、負担感が2倍3倍になっているので、実際の家事時間以上の疲労を覚えるものになってしまいます。

一方で、愛情表現として行う家事は、「負担感」がほとんどなくなるどころか、「うきうき」「楽しい」「幸せ」というプラスのエネルギー状態になります。
つまり、家事をすればするほど、エネルギーが生まれてくるのです。

そのエネルギーが家族に向けば、もっともっと愛情を与えることができるようになるし、外に向けば、仕事にもどんどんエネルギーを使えるようになります。
労働として時間を奪い疲労を与えていた家事が、エネルギーを与え合う無限の力を生み出す最強ツールになるのです。

日本人の長時間労働は、世界でもワースト1だと言われています。
残業が多く、そのせいで女性は子どもを持つとそのような仕事のスタイルに対応できず、辞めざるを得ないという話も良く聞きます。

仕事の効率をあげて残業を減らすべきだとずっと言われ続けていますが、なかなか変わらないのが実情です。

そこには、本当は効率化したくない理由があるのかもしれません。
家に帰りたくない理由があるのかもしれません。

私にも経験があります。子どもが小さいとき、家に帰れば膨大な育児と家事の作業が待っていることを思うと憂鬱になったものです。
このまま、ずっと会社に残って、誰かが子育てと家事をしてくれないかなあ、と思ったこともありました。

家に帰りたくない男性の中には、そういう心理の人も少なくないかもしれません。
早く帰っても居場所がなくて家事をしなければいけないくらいだったら、会社でだらだら仕事を続けた方がずっといいと思っているかも。
そんな上司をもった部下は本当に大変です。

そんな、かつての私のような一見仕事人間に、「家事が愛情表現」だということに気づいてほしい。

あなたが家事という小さい愛情表現をするだけで、家庭が幸せになり、あなた自身にも素晴らしいエネルギーが生まれてくるということを。

そのエネルギーで仕事をすれば、仕事でも、もっとお客さまや社会に貢献できるようになるでしょう。

家事と仕事は、まさに相乗効果となって、家庭にいるあなたのことrも会社にいるあなたのことも幸せにしてくれることでしょう。

家事も楽しく、仕事も楽しいということは、一日中いつでも楽しいということなのですから。

家事と仕事の相乗効果はそれだけではありません。

社会で真にリーダーと言われている人たちは、実は家事をしています。

経営の神様と言われた松下幸之助氏もイエローハットの創業者鍵山秀三郎氏も、掃除の大切さを説いています。
ビートたけし氏が毎日トイレ掃除をしているのはとても有名な話です。

掃除と仕事がどのような関係があるのかは、ぜひ彼らの著書を読んでみてください。

何から手をつければ良いか分からない男性は、まず修行と思ってトイレ掃除から取り組んでみるのも良いかもしれません。

掃除を毎日続けると、本当に大切なのは掃除そのものではないことに気づくかもしれません。

自分以外の人にために毎日無心で取り組むことができるすべての家事は、どんな修行よりもあなた自身を成長させてくれるかもしれません。

 

それでも周囲の口さがない他人の視線が気になる男性には、とっておきの方法があります。

それは「恐妻家宣言」することです。

私は「恐妻家宣言」している男性をみると本当に賢いなあ、といつも感心します。

恐妻家の男性は、奥さんが怖いからという言い訳をしながらも、いつも家庭を気にかけていて、家庭にしっかりと居場所があるのがわかります。
それなのに、周りからやっかみも受けないなんて、なんて賢い戦略なのでしょう。
彼らは可哀そうなふりをしながら、どこか幸せそうです。

もちろんそんな面倒なことをしなくても、帰って家族と過ごしたいから、と颯爽と帰る恰好いい男性が増えてほしいと心から思います。

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