まずは節電から始めてみよう

まずは節電から始めてみよう

夏になると、2011年の夏の節電を思い出します。

夏の電力消費量のピークは、一番気温が高くなりエアコンの使用が増える午後1時から4時ころで、その時間帯の消費電力量に日本全国がピリピリしていました。

たしか甲子園の決勝が同じ時間帯だったので、甲子園を中止してはどうかという議論までありました。

その後、ピークを外すために甲子園の決勝は午前中にするようになったとか。

 

あの夏いつも不思議だったのが、なぜ「節電のためにテレビを見ないようにしよう」とテレビで言わないのだろうか、ということ。

もちろん、それが大いなる矛盾なのは分かっているのですが、非常時なんだからそのくらい言えばいいのに、っていつも思っていました。

甲子園を中止するのではなく、テレビ中継を中止すればいいのではないか、と思っていました。

「ポポポポポーン」の代わりに「今から5分間はテレビを消してください」と言えばいいのに、と思っていました。

 

野村総合研究所が、2011年の4月15日に『家庭における節電対策の推進』というレポートを出していて、そこには一番節電効果があるのがテレビをこまめに消すことだと書いているのですが、なぜか大きく取り上げられることはありませんでした。

もしかしたらそれは、誰かにとっての不都合な真実だったのかもしれません。

参考サイトはこちら

 

このレポートによると、主な節電対策を講じた場合の1件あたりの期待節電量は

照明をこまめに消灯する 162W
(白熱電球を3つ消す)

テレビをこまめに消す 220W
(液晶テレビを消す)

使用していない家電製品のコンセントを抜く 6W
(テレビ・DVDレコーダー・パソコンのコンセントを抜く)

エアコンの温度設定を上げる 52W
(エアコン2台の温度設定を2℃上げる)

使用するエアコンの数を減らす 130W
(エアコン1台を止める)

白熱電球を省エネ型照明に交換する 126W
(白熱電球3つを蛍光灯に交換する)

 

あんなに大々的にキャンペーンをしていた「エアコンの温度の設定を下げる」効果はというと、「2度下げる」ことが「テレビをこまめに消す」という効果の4分の1でしかありません。

そのうえ、エアコン温度を上げることには熱中症などのリスクがともないますが、テレビを消すことにはなんのデメリットもありません。

ニュースを知りたければ、より消費電力の小さいラジオやパソコンから情報をとれば良いでしょうし、テレビ以外の娯楽なんでいくらでもあります。

 

私は原子力発電所に対して基本的に反対です。

ただ、大声でそれが言えないのは恩恵も受けてしまっているからなのだと思います。

消費している電力量が少なければ、大手を振って原発反対と言えるようになる気がします。

 

あいかわらず、できることはすごく小さいことでしかありませんが、とりあえずは節電から始めてみようと思います。

テレビをこまめに消すことから始めてみようと思います。

あの夏、たまにしていたキャンドルナイトもいいなあ。

カモメ扇風機も大活躍してくれるでしょう。

面白そうなラジオ番組もチェックしてみるのも楽しいし、スマホのアプリを使えば世界中のラジオを聴くこともできます。

 

そんな積み重ねが、まずは自分の意識変化の第一歩になるのかもしれません。

 

節電たまちゃんより

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