ジュネーブで考えたこと

ジュネーブで考えたこと

スイスのジュネーブにいます。

レマン湖のほとりの綺麗な街です。

国連のヨーロッパ本部があるので有名で、普段国際情勢に疎い私も平和とか国際関係とかそんなことを考えています。

 

タクシーの運転手さんが、日本人だと分かるとやたらと日本を褒めてきました。

海外ではこういうことは良くあります。

彼は本気で日本が好きなのかもしれません。

チップを多めにもらうためにお世辞を言ったのかもしれません

もちろん、日本を褒められるのは誇らしいことなのですが「君たち日本人は中国人や韓国人とは違うから」と言われると少し複雑な気持ちになります。

一瞬喜びそうになる自分が怖くなります。

 

集団的自衛権の問題や憲法改正の問題と、日本全体が戦争に対して以前ほどのんきな雰囲気ではなくなってきているのは誰もが感じていることだと思います。

私自身も、戦争に反対する強い思いはあるものの、中国や韓国との関係性に不安を感じているのも確かです。

 

ちょっと離れてみると、そうした他国に対する不安はもしかしたら誰かが意図的に作り出しているものかもしれないと感じます。

誰かが何かの目的のために、対立構造を煽ろうとしているのではないかと感じます。

もしかしたら最初は明確な目的はなく「あいつやなやつだよね」というような他愛のない会話だったのが、どんどん膨らんでいるということもあるかもしれないと感じます。

 

 

もちろん私たち日本人が自国に誇りを持つことの大切さに異論はありません。

ただ、それは他国との対立によらないと持てないようなものではないはずです。

 

「暴力と武器が人間の問題を解決することは決してない。」

ヨハネ・パウロ2世

 

「あなたの子どもたちの心に、家庭に対する愛の心を植えましょう。

子どもたちが、たくさんの時間を家族と一緒に過ごすようにしましょう。

もし人々がほんとうに家庭を愛するならば、私たち人間は多くの過ちを避けることができるでしょう。」

マザー・テレサ

 

家族と離れて1人になってみると、日々の家庭生活こそが一番大切な平和活動なのかもしれないと感じます。

そして1人1人が、家族のさまざまな問題を愛情をもって解決するように

「私たちの間には多くの問題があって仲悪く見えるかもしれないけど、お互いを尊重しながら話し合いで良い関係を作っていくんだ」

そんな信念のもとに行動したり発言をしたりできればいいなと思います。

 

とりあえず、次回タクシーで同じことを言われたら、そう答えようと思います。

 

 

ジュネーブにて たまちゃんより

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