郷に入っては・・・

郷に入っては・・・

無事?ヨーロッパから帰国しました。

きっちりしているスイスと、大らかなイタリアという両極端な国を旅してきて思ったのは

郷にいっては郷に従え、まさに

Do in Rome as the Romans do.

 

ローマ最終日、空港まで送ってもらうためにママの車に乗ると、なんとなく違和感を覚えました。

あれ、ダッシュボードのふたが開いている・・・、何気なくふたを閉めたら妙なコードがむき出しに・・・

えっ、オーディオがあるべきところが空間になって、コードが3本生えてる!

一瞬何のことかわからなかったのですが、ママの「泥棒だわ」の声にようやく何が起きたのかのみこめました。

路上駐車で鍵をかけていなかったので、オーディオセットが盗まれたのです。

カギをかけないなんて大らかだなあと思っていたのが、さすがに大らかではすまされない事態に・・・。

「警察に連絡しないと」と言うと

「どうせ、警察は何もしてくれないから。あーあ。しょうがないなあ。こんなこと初めてよ。そういえば、夕べ犬の散歩に行ったときに3人組の男がいたのよね。

まあ、とにかく空港まで送るね」

と、車を発進させました。

さすがに空港まではお互いに無口になりましたが、

「一応警察に行くわ。ノープロブレーマ(No Probrem)、チャオ」

と言って走り去っていきました。

「チャオ」

呆然と見送る私を残して・・・

 

そして、お待ちがねのアリタリア航空笑

さすがに国際便なので操縦席が開いていることはなかったし、新しい型の飛行機で座席も綺麗です。

なんだアリタリアも結構いいじゃない、と安心したのもつかのも、水平飛行になってリクライニングしょうと思ったら座席がうんともすんとも笑

周りをみると、全員が同じように奮闘しています。

電気系統がやられて、リクライニングが効かない様子。

「ちょっとお待ち下さい」という機内アナウンスが流れて、しょうがないから映画でも見るか、と思ったらこちらも操作中にいきなり画面がまっ黒に笑

2時間くらいしたらリクライニングシートは作動したのですが、結局映画は見れずじまい笑

おかげで森まゆみさんの「即興詩人のイタリア」をだいぶ読み進めることができました(負け惜しみ)

 

それでも、無事に成田到着にほっとしたのもつかの間。

預けた荷物は2つで、出てきた荷物は1つ笑

 

それでも怒る気にならなかった私は、もしかしたらラテンのDNAが目覚めた状態なのかもしれません。

「すみません。たぶんローマで積み忘れたんじゃないかと・・・。調べてご連絡します。」

と恐縮するアリタリア航空の職員の方に、

「いいですよ。連絡まってます。」と鷹揚に応対する私

さすがに「チャオ」とは言いませんでしたが、気分はそんな感じです。

 

そこから丸1日たって、成田から「荷物が見つかりました!」との連絡が。

ああ、イタリアのママのオーディオも返ってくるといいなあ。

 

今回の旅行で一番感じたのは、金子みすずじゃないけど「みんなちがって、みんないい」ということ。

スイスにはスイスの良さがあるし、イタリアにはイタリアの良さがあるし、そしてもちろん日本には日本の良さがあります。

 

「みんなちがって、みんないい」

 

ラテン系日本人のたまちゃんより

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