平常心

平常心

お茶のお稽古の一番の愉しみは、もちろんお茶菓子ですが笑

実は一番のもてなしは、掛け軸なのだとか(諸説あり)。

ですから、お茶席ではまず最初に床の間を拝見し、そして最後にまた床の間を拝見します。

 

亭主がお客のために選んだ掛け軸から亭主がどんな思いをこめたのかなあ、と想像するわけです。

禅と関係の深いお茶の世界では、床の間に禅語が掛けられる場合が多いのだそうです。

ちなみに、今日のお稽古で床の間に掛けてあったのが「平常心」という言葉。

これって禅語?

 

さっそく帰ってから「茶席の禅語大辞典」を調べてみると、ありましたありました。

「平常心是道」(びょうじょうしんぜどう」

普段の当たり前の心こそが道である。
道とはなにか特別なことではなく、行住坐臥(ぎょうじゅうざが)の日常生活そのものにほかならない。
何の造作を加えることもなく、是非取捨など二辺の分別を離れた、たった今の心こそが悟りであるということ。(「茶席の禅語大辞典」より)

 

最近暑い日が続いて、口を開けば「暑い、暑い」と言っていたのですが、

この掛け軸を見ていたら、

「暑いの寒いのつべこべ言わず、ああ夏だなあ。暑くて元気がでるなあ。とでも言っていろ。誰かのために家の前に打ち水くらいしてみたらどうだ。」

と叱られた気が。

 

ちなみに、同じく床の間にある、今日の季節の花は猛毒で有名な「とりかぶと」でした!

その恐ろしさに似合わず、地味で可愛らしいところが、むしろ怖い。

ある意味、冷んやりできました笑

 

千のたまちゃんより

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