ハイカラさん登場?

お稽古に通っている一二三会のお茶会が新宿御苑でありました。

クリスマス茶会と名付けられたその会は、私にとって稽古人として初めてのお茶会でしたので、見るもの聞くもの、することなすことぜーんぶ面白くて、本当に楽しい一日でした。

お茶会の間、先輩お稽古人の皆様は、、お点前に水屋仕事に仕事の采配にお客様への気働きにと、本当に目の回るような忙しさだったと思われますが、新米稽古人の私からみると、皆がスーパーマンのように、すいすいお茶会を運営されていて、素敵だなあ、格好いいなあと感心するばかり。

それもそのはず、一二三会のお稽古人はビジネスマン・ビジネスウーマンが圧倒的に多いので、プロジェクト「クリスマス茶会」の遂行は、各人の日ごろの有能な仕事ぶりがうかがえるものでした。

 

先生にも、今の実力の中で大変よく頑張りましたと褒めていただいたお茶会だったのですが、その一方で

プロジェクトの達成としては素晴らしいけれど、”茶味”が圧倒的に足りない

という指摘が。

 

ああ、なるほどー。”茶味”ねえ。

などと思ったものの、実は”茶味”ってなんだか全然わからない私笑

 

そんな私の心中を察したごとく、先生は言いました。

それを身につけるのは、ただただ日ごろのお稽古なの。

それも、たとえば2回に1回はお着物でお稽古にくるとか、お稽古の時間より早く来て準備を手伝うとか、後片付けを手伝うとか、そういうことが大切なの。

 

単純な私は、よーし着物でお稽古だ!と勝手に盛り上がりました。
お茶のお稽古場は、我が家から自転車で10分の場所にあります。

ただし、着物を着ていくとなると、バスを使わないといけなくて、30分から40分くらいかかってしまいます。

 

そこで、うーんと難色をしめすところがすでに”茶味”にかけるのかもしれませんが笑
しかし、そこで先生が素晴らしいアドバイスをくれました。

袴をはけば自転車に乗れるわよ。
おー、袴!

すでに気分は「ハイカラさんが通る」の花村紅緒です。

 

さっそくAmazonで袴を注文し、ネットで着方を検索して、いざ出陣!・・・と思ったのですが、さすがにこれは目立つだろうなあ、と柄にもなく躊躇してしまいました。

ハイカラさんというには、ちょっとトウが立ちすぎています笑

 

えーい。ままよ。

恥をかくのも稽古のうちです。

先生にNGと言われたらやめればいいさ。

 

恐る恐る袴で自転車に乗って稽古場についた私に、先生は優しくOKを出してくれました。

 

さっそうと家に帰り、嬉しさのあまりその恰好でタスキ掛けして皿洗いを始めた私に家人が言いました。

「なんか、女剣士みたいになっているけど、方向性はそれでいいの?」

 

ふと、鏡をのぞくとそこには、なんだか妙に勇ましい姿の私が。

 

”茶味”ってこういうことだったのだろうか・・・

 

茶人志望の たまちゃんより

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