酵素パワーの・・・

高校時代の担任の先生は、生物が専門だった。

その先生が「酵素」についての授業で、ものすごく熱く語っていたのを覚えている。

「私は毎日必ず大根おろしを食べます。
大根おろしはジアスターゼ(アミラーゼ)という酵素です。
ジアスターゼはでんぷんをブドウ糖に分解する消化酵素なので、ごはんのときに大根おろしを食べるのはとても身体にいいのです。
みなさんも毎日大根おろしを食べなさい。」

生物が大嫌いだった私は、その先生のことも苦手で、おかげで大根おろしとジアスターゼにはあまり良いイメージを持っていない。

当然、ジアスターゼ以外の酵素の名前もまるで記憶にない。

 

そんな私が、ここ何日か口を開けば「アミラーゼが、リパーゼが、プロテアーゼが、セルラーゼが」と、各種消化酵素の名前連呼している。

 

きっかけは甘酒好きの家人のために受講した「甘酒講座」

米麹で作る甘酒のすごい効果と、その美味しさにすっかり魅了された。

 

ちょうど我が家には、温度と時間の管理ができるヨーグルトメーカーがある。

さっそく、講座のお土産でもらった乾燥米麹とごはんとお湯を入れて55度にセット。

たまにかき混ぜながら待つこと10時間。

最初はつぶつぶだったごはんと麹がトロトロになったのを見て、酵素の威力を体感した。

講座で、発酵というのは一つの調理方法なのです、と言っていた講師の言葉を思い出す。

「これが酵素の力かあ」

しかも、その甘さは、なんとも容赦がない。

うまく言えないが、脳に直接届いている甘さの気がする。

 

おそらく、お米のでんぷんがアミラーゼによって分解されて、消化の最終形であるブドウ糖になっているため、舌下吸収などでダイレクトに身体中に取り込まれるのだろう。

甘酒が「飲む点滴」と呼ばれるのは、栄養素が豊富なことと、吸収の早さに由来するのかもしれない。

脳のエネルギー源はブドウ糖だけと言われているが、甘酒は脳にダイレクトに働きかけることができるのではないだろうか。

 

いやはや、これはすごい。

 

講座では小豆を使ったり、もち米や玄米を使ってもできるといっていたので、ごはんとお餅で作ってみたりしてみているうちに、ふととひらめいた。

これは酵素玄米で作ったら最強かも。

酵素玄米は「石原さとみが食べているらしい」と聞いて、石原さとみになるべく笑、一時ずいぶん作って食べていたが、当然ながらいつまでたっても石原さとみにはなれず、さすがに飽きてしばらくお休みしていたのだが、甘酒用に再度専用炊飯器を取り出し、三日ほど置いて、甘酒にしてみた。

 

ああ、これが最終形だ。

 

一緒に講座を受けていた人が、市販の甘いものの代わりに甘酒を1週間食べ続けると、市販のものが欲しくなくなるよと言っていたが、甘酒生活を初めて10日目、その言葉どおり、あんなに毎日食べていたチョコレートを食べたい気持がなくなった。

 

ああ、これが最終ダイエットかも笑
「これが最終。」

もっとも、その手の母の言葉を、今まで何百回も聞かされてきた家人が、甘いものの代わりに甘い甘酒をとっている母の矛盾にはあえてふれず、「いつまで続くことやら」と冷たい目で見ているのは言うまでもない。

 

酵素玄米甘酒普及協会会長(自称) たまちゃんより

 

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