保険会社が売っているもの

例えば、ユニクロは洋服を売っています。

スーパーは、食品を売っています。

では、保険会社は何を売っているのでしょうか?

 

保険業界周辺に25年近くいて、最近ようやく保険会社が何を売っているのかわかるようになりました。

むしろ最近までわかっていなかったというのが大問題ですが笑

 

保険会社は安心を売っている。

保険に入ればいざというときに備えられる。

コマーシャルなどでよく聞くセリフですが、あえて断言しますが、どんなにたくさん保険に入っても「安心」など手に入りません。

 

では、保険に入るというのはどういうことなのでしょうか。

 

そのヒントは、保険会社の在庫が何かということです。

保険会社の在庫は一言でいうと「リスク」です。

「リスクとは、ある行動に伴って(あるいは行動しないことによって)、危険に遭う可能性や損をする可能性を意味する概念」(ウィキペディアより)

保険会社は、契約者からたくさん「リスク」を集めて管理するのが仕事なのです。
そして、集めた「リスク」に見合うだけのお金を持っています。
集めた「リスク」に見合うだけの十分なお金がない場合には、金融庁から「保険を売ってはいけません」という業務停止命令を出されてしまいます。

つまり、保険に入るということは、自分の持っている「リスク」をお金を払って保険会社に押し付けるということなのです。

 

 

どんな保険に入ったらいいか、

どのくらいの保険金にすればいいのか、

保険料はどのくらいが適当なのか、

 

そんなことに迷ったときに、

自分はどのくらいのリスクを抱えているのか?

そのリスクを保険会社に押し付けるのに払える金額はどのくらいなのか?

ということを考えてみるといいかもしれません。

 

例えば自分や家族が死ぬことで、何かリスクがあるのか?

 

例えば自分や家族が病気になることで、何かリスクがあるのか?

 

その結論は「貯金があるから大丈夫」になるかもしれませんし、

とりあえず子供が小さいうちは一人で育てるのは大変だから月々20万円を5年分くらい必要、ということになるかもしれません。

 

保険に入るときにはまず、自分や家族にとって何がリスクで、そのリスクはどのくらい続くのかを考えると、保険を売っている人の言いなりでよくわからない保険に入っちゃったというリスクが避けられるかもしれません。

 

保険会社の在庫管理の仕事をお手伝いしている たまちゃんより

 

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