痛みはいつまで続く?

自転車ですっころんで入院し、あっという間に退院してきた家人が、朝痛みに顔をゆがませて

「痛みが強くなるので、いつもお世話になっている整形外科に行きたい」

と言う。

歩くのも大変そうだし、病院までほどほど遠いので、タクシーで連れて行くことにした。

 

先生を前に、張り切って状況を説明しようとしたら、

「本人に聞きますので」

と説明を断られた。

普段、子どものことは相当放ったらかしで育てていると思っていたのだが、自分が考えている以上に過保護な母親になっていることに気づかされた。

 

その後、MRIをとりに他の病院に連れていったりしたが、母の役割はタクシーを止めることとお金を払うことだけ。

 

合計3回の診察をうける間にあまりに暇なので、通常ケガをしたときの痛みがどのくらい続くものなのかを考えてみた。

痛み=ぶつかったときの衝撃

=ぶつかったときの運動エネルギー

だとすると、それは速度の2乗に比例する。

 

人の歩く速さは、時速4キロ

自転車の速さを時速20キロだとすると、5倍の速さだから、ぶつかったときの衝撃は5の2乗で25倍

 

走るときに膝にかかる衝撃は、歩くときの約3倍かかるといっているから、走るときにくらべれば25÷3で約8倍

経験則から、通常の運動で起きたケガは1日くらいすればなんとなく痛みはなくなる。

 

結論、自転車でのケガは1日の8倍で、約8日間つづく。

 

確かに私が自転車で救急車で運ばれた時には、肋骨を強打し、呼吸するのたびに痛くて閉口したが、骨折もしていなかったので、だいたい一週間くらいで痛みも落ち着いた気がする。

そういえば、年をとると回復が遅れるのも、走る速さが遅くなる分、ケガの衝撃の相対速度が速くなるからかもしれない。

なんの根拠もないばかばかしい理論だが、勝手に盛り上がる。

 

そうこうしている間に、家人が診察から戻ってきた。

「MRIにも特に異常がなく、筋肉が損傷しているだけと考えられるので、徐々に回復するでしょう。」

という診断。

痛み止めを処方してもらって帰途についた。

 

帰りのタクシーで得意げに、痛み継続8日間の法則を披露し、家人をさらに疲弊させたのは言うまでもない。

痛みと疲れでぐったりしながらも、とりあえず1週間くらいはしょうがないかもなあ、という顔をしていた(気がする)。

 

屁理屈好きのたまちゃんより

 

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