応援したかったものは・・・

家人の学校の運動会は毎年母の日にあります。

中高一貫校なので入学から卒業まで、計6回の母の日が運動会の応援の日になります。

しかも早朝7時10分に開会式が始まるので、家を出ていく時間をそこから逆算して、

朝昼用のおにぎりの準備をするとなると、母の日なのにという愚痴の一つも言いたくなります笑

 

高校2年の今年は4時20分に家を出たそうです。

実は今年は彼の予定に合わせて起きることはしませんでした。

最近自転車で転んで、競技に参加しないことが決まっていたので、母も不参加を決め込んでしまいました。

ちょうど仕事がたまりにたまっていたので、休日出勤をして仕事をしました。

 

運動会に参加している家人は打ち上げがあるので、夜遅くまで帰ってきません。

夕飯は外食しようかと家に帰ったら、大学生の家人がすでに夕飯を作ってくれ、母の日のプレゼントまで用意してくれて、なんともほっこりと幸せな気持ちになりました。

夜遅くに早朝からの運動会で疲れ果てた家人がフラフラしながら帰ってきました。

一日応援で枯らした声で、最初にいった言葉が

「おかあさん、いつもありがとう」

 

私は今日運動会に応援に行かなかったことを後悔しました。

それは、彼が感謝してくれるのに、自分が何もしなかったからではありません。

 

気づいたのです。

なぜ、今日一日、仕事をしながらも心ここにあらずだったのか。

今日私がすべきだったことがなんだったのか。

 

今まで家人たちをたくさん応援してきましたが、「何を」応援するかは本当は大事なことではなかったのです。

彼らが「どんな気持ちで」それをしているのか、真剣なその気持ちを応援することこそが大事なことだったのです。

 

競技に出られませんでしたので、もちろん競技でがんばる彼を応援することはできません。

でも、競技には参加できない彼が4時過ぎに出かけるくらい持っていた運動会へのひたむきな気持ちは応援できたはずです。

 

「おかあさん、いつもありがとう」

そういって夕飯を作ってくれてプレゼントも用意してくれた家人

口をきくのも大変なほどヘロヘロになりながらも、その言葉を贈ってくれた家人

そんな彼らの気持ちをちゃんと応援できている私なのか・・・

「何を」ばかりに気を取られていたんじゃないだろうか・・・

 

なんだかちょっとほろ苦い母の日になりました。

 

母親業修行中のたまちゃんより

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