活躍しよう!

世の中には色々な業界新聞があります。

私も仕事がら「保険毎日新聞」という業界紙によく目を通します。

名前の通り、毎日発行の新聞なのですが、よくこんなに毎日保険まわりの記事があるなあと感心してしまいます。

 

その新聞で最近よく目にする記事が「女性活躍推進法」がらみのニュースです。

保険会社はイメージが大切!とばかりに、各社競って女性活躍推進への取り組みを行っては、それをアピールしニュースとして扱ってもらっているように見えます。

そういう記事を見ると、「女性活躍推進」などという言葉が陳腐に聞こえるほど、ナチュラルに女性が活躍できる社会になるといいなあと思います。

 

ところで、いつも不思議に思うのは、「女性活躍」=「女性管理職の割合」という図式です。

管理職というのは、部下を活用することを仕事として行う人たちのことなので、なぜそれをすることが活躍なのか、ちょっと疑問に思うのです。

私が「活躍」という言葉のイメージで思い出すのは、スポーツ選手とか芸術家とか芸能人とか作家とか、管理職とは最も遠いところにいる人たちです。

なので、今回の法律の名称にはかなり違和感を覚えるわけです。

 

もちろん、管理する(人を育て、活用する)のが得意な人は、管理職としてとても活躍していることでしょう。

でも、それは管理職に向いている人の場合で、全員それを目指すというのも不自然な感じがするのです。

現状日本の管理職に男性が多いのは、女性を活用できていないわけではなくて、男性がそういう職務をしやすい企業風土があるからでしょう。

例えば多くの部下がいるとしたら、管理職になったらどうしても部下よりも長時間働くことでしょうし、そうすることが暗に求められたりもします。

そういう風土を変えずに、女性も管理職になれというのは、女性に男性用トイレを使いなさいというようなものかもしれません。

 

むしろ、色々な面倒な管理をしてくれるという人のもとで、伸び伸びと働き光る活躍をするほうが向いている人もいるかもしれません。

 

一度「活躍」=「管理職」という呪縛からのがれて考えてみるのもよいのではないでしょうか。

 

管理職には不向きのたまちゃんより

 

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに追加