無理ゲー

頭が固い。

たぶん、物理的にも相当固いけれど、中身はさらに固い。

電車の広告で「四角い頭を丸くする」的な問題を解けたことがない。

固い上に四角いということなのかもしれない。

 

そんな固い頭なので、ときどき何かが当たると、相当衝撃を受け全体が揺れる。

歳をとってから、その頻度が増えてきた気がする。

 

何年か前に「無理ゲー」という言葉に出会ったときの衝撃は今も続いている。

≪意味≫

無理ゲーとは、クリアするのが不可能に思えるほど難易度の高いゲームのこと。
転じて一般生活でも、過酷、理不尽な状況に対して使われる。

≪由来≫

クリアが無理なゲーム → 無理ゲー

≪使用例≫

「一日一善ってけっこう無理ゲーだよな。」

(若者言葉辞典~あなたはわかりますか?~より」

 

一日一善が無理ゲーかどうかはともかくとして、

「それって無理ゲーじゃない?」と言われたときに、何かすがすがしさを感じた。

それはたぶん、私自身が

「無理です」

と言ってはいけないような気持ちをいつも持っていたからなのだろう。

 

たとえば若いときに感じていた、

「結婚して子供も産んで仕事もして、家事も仕事も完璧にして、良い妻で良い母で良い職業人であれ」

というようなプレッシャー。

あの頃の自分に言ってあげたい

「それって無理ゲーだから笑」

 

もちろん、なんでも「無理ゲー」といって、サッサとあきらめることがいつも良いことだとは思わないが、

どうにも解決できないことがあったら

「これって無理ゲーなんじゃない?」

という視点を持つことで、救われることもあるかもしれない。

 

今は「無理ゲー」でも状況が変わればクリアできることもあるかもしれないし、ウルトラCの解決策が見つかるかもしれない。

もちろん、難易度が高い分、クリアできたときの達成感は高いだろう。

どうしてもだめだったら、別のゲームを始めたっていい。
「無理ゲー」という言葉のおかげで、私の四角い頭もちょっとだけ丸くなった気がする。

 

もっとも、テレビゲーム等のたぐいが苦手な私にとっては、あらゆるゲームは無理ゲーなのだが笑

 

マリオカートでは万年最下位のたまちゃんより

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