切れない包丁募集中

最近、元料理人の方に包丁の研ぎ方を教えてもらいました。

教えてもらって研いだ包丁は、包丁の重みだけでトマトが透けるくらいに切れるようになり、包丁が切れるという意味を初めて理解しました。

 

 

包丁を研いでいるときに、筋がいいと褒められました。

「もしかしたら、家の誰かが包丁を研いでいた?」

と聞かれ、そういえば祖母が包丁を研いでいたのを思い出しました。

実家の包丁はえらく切れるので、おそらく今は母が研いでいるのでしょう。

師匠はいいました。

「DNAってそういうことなんだよね。

日本人はどこかで包丁を研いでいる姿を見ているから、自然と誰でもできるんだよ。

本当は包丁研ぎも文化だから残さないといけないんだよね。」

 

 

包丁を作る技術は、刀の文化を持つ日本が世界でダントツなのだそうです。

先日包丁屋さんをのぞいたら観光客がいっぱいでした。

日本のお土産に何本も買っていくのだそうです。

 

ただ、せっかくの包丁も簡易包丁研ぎで研いだら、どんどん刃先が鈍くなって切れなくなっていくのだとか。

切れなくなると、新しい包丁を買う。

包丁研ぎの技術は教わってみればそれほど難しいことではないのに、あまり広まっていないのは包丁が売れなくなってしまうからなのかもしれません。

 

教えたようには子は育たない。見ているように子は育つ。

私も子どもに包丁を研ぐ姿を見せなくては、と思いました。

 

そんなこんなで、家じゅうの包丁があっという間に切れる包丁になってしまいました。

ギザギザの刃のついたパン切り包丁は、普通の包丁でパンがすっと切れるようになって断捨離しました。

師匠いわく、あとは場数。

どれだけ沢山包丁を研ぐかで腕が上がるのだとか。

 

切れない包丁をお持ちの皆様。

ご用命があれば無料で包丁をおとぎします。

 

 

研ぎ師 たまちゃんより

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