
せつない話
さて、お茶会の失敗シリーズ(まさかのシリーズ化?)
お茶の席では、お軸が一番のごちそうだといわれます。
今回の七夕茶会で使ったのは、寸小庵色紙12枚の中の一枚の写し
紀友則の歌
「天の川 浅瀬白波たどりつつ 渡り果てぬに明けぞしにける」
天の川の浅瀬がわからないので、白波の立っているところをたどりたどり渡っていたけれども、渡り切らないうちに、夜が明けてしまったなあ
という意味。
にわか半東の私は、あんちょこを見ながらお軸の説明をしました。
すると、お客様から
「切ない歌ですね」
とお言葉がありました。
切ない???
一瞬、キョトンとした私がシドロモドロに何を答えたのかはもはや不明笑
実は歌の意味は説明したのですが、歌を味わったりもしていなかったので、切ないという感情を持つどころか、もうちょっと計画的に渡らないとだめじゃん、くらいの・・・なんというか・・・
いやはや。
先生がおっしゃっていた「茶味に欠ける」というのは、こういうことだったのでしょう。
というよりも、もはやお茶以前の問題?
前に家人にいわれた言葉を思い出しました。
「終わっている」
そんな自分が切ないたまちゃんより
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