お金と時間の使い方

最近、たいていの物をアマゾンで買っていました。

本はもちろん、雑貨、文房具、洋服、家電、食品などなど。

たくさんの種類から選べて、ワンクリックで、早ければその日に配達してくれる魔法のようなシステムのアマゾン。

もはや、アマゾンなしの生活なんて考えられないなあ、と思っていました。

 

 

たまたま仕事中に、どうしてもすぐに欲しい文房具があり、以前よく行っていた麹町の萬力屋という文房具屋さんに行きました。

ところが、何か様子がおかしい・・・。

日曜日でもないのに閉まっている・・・。

会社に戻って調べてみたら、4月に倒産してしまっていました・・・。

 

萬力屋さんは文房具好きの私にとっては、お昼休みにたまに寄る、ちょっとしたオアシスのような文房具屋さんでした。

でも、半年もその閉店を知らなかったほど疎遠になっていたんだなあ、とあらためて感じました。

 

傷心を癒そうと、小石川にある大好きな一幸庵さんで和菓子でも買っていこうと思ったら、ここも閉まっています!

えっ???

あわてて張り紙をみると、8月14日から9月5日まで、長期の夏季休業中とのこと。

ああああ、良かったああああ。

そういえば、お気に入りといいつつ、最近来ていなかったなあ。

 

これ以外にも、最近お金にまつわるちょっとした出来事が重なっていたので、なんだかしみじみ思ったのでした。

 

お金と時間は、できるだけたくさんの人の喜びを生み出すような使い方をしないとダメなんだなあ。

 

例えば、アマゾンで少し安く物がかえたとき、喜びのほとんどは私だけのものです。

物を手に入れたときに感じる喜び、そしてちょっと節約できた喜び。

薄利多売の構造の中で、メーカーの人、流通の人、小売店の人はどれほどの多くの喜びを手に入れられるのでしょうか。

仕事のきつさを考えれば、ときには辛さの方が多いくらいなのかもしれません。

 

私がお気に入りの文房具屋さんで定価で物を買えば、私にも喜びがあるけれど、目の前にいる店員さんにだって喜びがある。

顧客が喜ぶような良い品揃えをと考えてくれているお店の人にだって喜びがある。

 

文房具屋さんには、アマゾンのような☆の評価はないし、たくさんの種類の在庫もないけれど、しっかりしたお店であればあるほど、自分たちがプロの目で高い評価をしたものを選んで置いています。

そう思うと、自分が信頼できるお店がたくさんあるのは、どれほど幸せなことでしょう。

 

もっと言えば、今持っているお金で、自分のものを買うのではなく、誰かへのプレゼントを買えば、送った私にも喜びがあるし、もらった相手にも喜びがある。

信頼できるお店の人に相談すれば、良いものが選べるので満足度も増え、それぞれの喜びが何倍にもなることでしょう。

 

自分だけの喜びではなく、できるだけたくさんの人に喜びが生まれるようにお金を使うようにすれば、大好きなお店がずっとずっと大好きなままでいてくれるかもしれません。

残念ながら、アマゾン生活がすぐにやめられるほど人間ができてはいませんが、ワンクリックする前に、この買い物は誰かの喜びになっているかなあ、とちょっとだけクリックの手を止めてみようと思います。

大事なものを失ってしまわないように。

 

一幸庵さんの和菓子も頻繁に買おうと決意した たまちゃんより
いや、単に食い意地が張っているというわけではなくて、本当

 

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