この人が好きだ2!

ブログというのは恐ろしい。

過去の自分が記録されている。

記憶力が人一倍悪いので今までは都合の悪いことは全部忘れてしまえていた。

ところが、恐ろしいことにブログには記録が残るのだということに今日気づいた。

 

以前、佐藤オオキさんのことが好き!と書いていて、そこには「4年に一度くらい誰かを好きになる」と書いてあった。

それからまだ2年半しかたたないのに、別の人に対して「この人が好きだ」と叫んでいる。

自分の節操のなさにあきれる。

 

今回のお相手は、森田 真生さん。

数学をテーマとした著作・講演活動などを行う日本の「独立研究者」。京都府在住。(Wikipedia)

著書「数学する身体」が昨年第15回小林秀雄賞をとっているが、彼が数学者の岡潔先生のことを紹介した『数学する人生』は、数学に興味のある人にも、数学はちょっとという人にもぜひ読んでほしい一冊だ。

 

最近、彼が講演をするというので聞きに行き、すっかり彼のファンになり「この人が好き」って思ってしまった。

ちなみに前回は、自分の好みのことを

「共通しているのは、すごい才能があって性格が悪そうだけど、クシャッと子どものように笑うこと。
最初に好きになったのが北の湖で、次は江川卓」

と書いているが、森田さんは才能がある上に性格も悪くなさそうだ笑

 

森田さんのすごいところは、数学的思考能力と言語化能力を兼ね備えているところ。

90分の講演は、まさにノンストップのマシンガントーク。

数学について、言語について、経済について、哲学について、コンピューターについて、文字について、コミュニケーションについて、環境について、実在について、独自の切り口で語り続ける。

あいだに、空海が出てきて、岡潔が出てきて、ウィトゲンシュタインが出てきて、アインシュタインも出てくる。

それらが、何十もの伏線を持つ一本の太い線でつながれ、最後に「ゲーデルの不完全性定理」をものの見事に解説するという離れ業を見せられたときには、もはや宇宙旅行でもしてきたような気持ちになった。

そのパフォーマンスはまさに「ライブ」そのもの。

 

 

著書も十分面白いが、機会があればぜひ、彼の「ライブ」を生で聞いてほしい。

 

 

こんな人に出会えるなら、死ぬまで長生きしないわけにはいかない。

 

120歳まで生きるつもり満々のたまちゃんより

 

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