脱ゴム生活一年の感想

ゴム紐が身体によくないという話を初めて聞いてから1年が経ちました。

信頼する甲野善紀先生が下さった情報だったけれど、さすがに最初はおっかなびっくり。

まずはパジャマのゴムを紐に替えるところからスタートして、半袖のTシャツだけで寝てみて、入院用の浴衣にしてみて、それを上掛けにしてみて、と徐々に素肌寝の生活にしていきました。

洋服や下着類のゴムも色々工夫しながら少しずつ除去していって、今では靴下のゴムまで不快になり、出かけるときは足袋を履くようになりました。

そんな試行錯誤を続けること一年、寒がりで冬が苦手だったのがウソのようで、今では帰宅するとその足袋すら脱いで裸足で生活しています。

まあもちろん寒くはあるのですが、寒い=不快ではないことに気づきました。

寒いのって結構気持ちいい。

 

そんな生活が楽しくて、あちこちに「素肌寝いいよ」と吹聴しまくったら、少しずつ試してみてくれる知り合いがでてきて、

「あったかくてビックリ!」

「すごく快適!」

と感謝されることもあり、なんとも嬉しい気持ちになります。

 

 

よく聞かれるのが

「お腹冷えるんじゃない?」

 

確かに無防備なお腹で寝ているのですが、不思議なことにお腹が冷えると感じたことは一度もありません。

逆に朝は布団の中が暑すぎるくらいです。

そして、朝いちばんに足の裏を思いきり冷たい床に押し付けて、冷たい水で顔を洗うのですが、それで身体が冷えると感じることもありません。

むしろ、手のひらや足の裏を思いきり冷やしたほうが、身体は勝手に温まってくる気がします。

 

足の裏を床につけるようになったきっかけは、甲野先生の

「足の裏は騙されたくないんだよ」

という一言。

 

暖かい靴下や底の厚い靴を履くと、足の裏は何の情報も得られなくなって、身体に正しい信号を送ることができないんじゃないのかな、冷たいという情報を与えれば「身体温めなきゃ」と勝手に身体が判断してくれるんじゃないかなというのが、勝手な私の解釈なのですが、当たらずとも遠からずな気がしています。

 

お腹は温める必要がないんじゃないかな、と思ったのは、見元良平医学博士の「脱ゴム症候群」についての著書の中に

「お腹を冷やすといけないというが、猫も犬もお腹には毛がないからあまり気にせず」

という一節があったから。

 

人間は知恵がつきすぎて、お腹は冷やしてはいけない。冷えてはいけないものは温めなくてはならない、だからお腹は温めなければいけないというような三段論法的な理屈で、身体のことを扱ってしまいがちですが、身体の扱いについては動物を観察する方が良いかもしれないなあ、と思うようになりました。

 

例えば、猿には手足と顔、胸からお腹にかけてはあまり毛がないので、この辺り冷やしても大丈夫な気がしています。

一方、頭や背中、首などの毛がたっぷりあるところは、やっぱり温めたほうが良いように思います。

そして、夜はお腹を守るように丸まって寝る。

 

ちょっとやってみても良いかもと思った方、ぜひ素肌寝体験の結果をお聞かせ下さい。

 

人間より猿に近いのではないか疑惑のある たまちゃんより

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